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悪狗陀 狸人さんの遺書

夏の自由研究〜茅野市美術館「藤森照信展」

諏訪に行くのは10数年ぶり。
ETC 1000円、車購入(つうか中古42万だけど)、いい天気
の好条件が揃った土曜日。
真っ赤なゴルフを中央高速を北へ走らす。

まず訪れたのは、諏訪大社上社前宮。
前宮は一般の観光ルートではないのだけど、
諏訪の原始信仰を体現したお宮だと僕は思う。

諏訪の奇祭のひとつに
「御頭祭(おんとうさい)」というのがある。
江戸時代のルポライター、菅江真澄の著書によれば、
鹿の生首、75頭をまな板の上のにのせ
神に捧げる祭りだ。(現在では剥製の鹿を使用)
この祭りが行われてきたのが前宮十間廊で、
その神長官だったのがモリヤ氏という一族だ。

今回の旅の目的は
藤森照信氏の展覧会を観ることなのだが、
その前に外せない場所があった。

僕が次に訪れたのが、「神長官守矢資料館」である。
藤森建築の処女作でもあり、
諏訪の深淵を覘くことができるところでもある。

諏訪の地は、その昔
出雲から流れてきたタケミナカタ一族と
土着のモリヤ一族とのあいだで争いがあったそうだ。
(僕は何故だか、諏訪湖と宍道湖の相似性を感じてしまう)

モリヤ氏はミシャグジ(樹や笹や石や、
生神・大祝いに降りてくる精霊)という「カミ」を信仰し、
争いの後、その祭祀権は神長官であるモリヤ氏に残る。

モリヤ氏はミシャグジを祀る祭事の秘法を一子口伝で
77代まで伝えたけど、明治の頃、失伝したというが、
茅野市が資料館として残っているものを所蔵している。
(僕が10数年前にうかがった話では、
江戸川区の女性が78代を継いでいるとのこと)

人の内にはそれぞれ、原風景というものがある。
藤森氏の場合は、彼の魅力的な建築物に
諏訪の風景が垣間見える。
「神長官守矢資料館」も、
その裏の畑のなかに忽然と立てられた
藤森氏の茶室「高過庵(たかすぎあん)」も、
青い空と白い雲を背景に、
この景色の中に在れば少しの異和感もなく、
当然何千年も前からそこに在ったかのように
溶け込んでいる。

いや、ミシャグジを感じ
その「カミ」を祀ろうという精神性を
人に宿した諏訪の風景が、
藤森氏の建築の根源となっているのではないか
と僕は思った。

http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2010/0724/index.htm

2010年8月5日悪狗陀 狸人

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