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レッド石黒さんの遺書

ソーシャルネットワーク考

昨年後半からソーシャルネットワーク界隈がざわついてきて、いろんな議論を目にする機会が増えました。
そろそろ自分も現状の考えを整理したくなってきたんで、メモ的に書いておきます。

よく目にするのは「リアル」vs「バーチャル」とか「匿名」vs「実名」とか「オープン」vs「クローズド」とか、相対するキーワードをテーマにした考察なのですが、正直それらについてはあんまし興味が湧きません。
そういうのって、「うちは実名が売りですよ」とか「うちはクローズドが売りですよ」とか、システムを提供する側の宣伝文句くらいに思っていればいい気がします。
人がどこに集まるかはそのシステムの差異よりも、今起こっているムーブメントの差異によるところが大きいんじゃないのかな。
2ちゃんねるで祭りがあればそっちの接触時間が増えるし、ツイッターで祭りが起こってればそっちの接触時間が増えるわけで。

そもそも「インターネット」自体が集約されたネットワークなわけだし、「ウェブ」ってのは「クモの巣」なわけだから「網の目」であるところの「ネットワーク」との親和性は極めて高い。
だからウェブの空間自体がソーシャルネットワークを実現する土地を提供してて、そこに存在するさまざまなシステムは居心地のいい芝生とベンチを提供してるって考えたほうがしっくりくる。
「2ちゃんねる」的な空間も、「フェイスブック」的な空間も、「mixi」的な空間も、人々は自由に行き来できるわけで。
昨日生協でたむろしてた人が今日は学部のロビーでたむろしててもいいように、2ちゃんねるの住人が一生2ちゃんねるで暮らさなければいけない理由はないと思うのです。

肝心なのは「フェイスブック」も「mixi」もソーシャルネットワークを実現するための機能を持ったシステム(SNS)ではあるけれど、それ自体がソーシャルネットワークを実現しているわけではないってこと。
例えばOLさんが仕事から帰って1時間mixiに接触したとして、そこで日記を書いて、何人かのマイミクの日記にコメントするだけだったら、それって友人関係の延長に過ぎないはず。
インターネット以前なら電話でしゃべってた時間がウェブに置き換わっただけのような。
自分的にはそのあたりの「機能」と「作用」を切り離して考えたい気がします。

もともと我々は民主主義社会という名のネットワークの中で暮らしています。
ウェブの機能空間はそれを補完して余りある力を持ってる。
選挙でそれを活用できない日本の現状は極めてナンセンスとしか言いようがありません。
しかしその反面、破壊的な作用を及ぼしやすい特性を持ってるのも事実だと思います。
「NO」という声を大量に集めることは、何かを作り出すことに比べて手っ取り早く、インターネットはその数とスピードにおいてすこぶる威力を発揮します。
そうした特性をいかにして建設的な、あるいは創造的な作用に変えていくかが、これからのソーシャルネットワークのテーマなんじゃないかと思うわけで。
例えばオープンソースやウィキペディアなんかはネットワークを活かして「集合知」をきちんとカタチにしてる。
自分が知らないだけでそうした例はたくさんあるはず。
そんなんがデジタルの世界を飛び出して、政治やら教育やら医療やら福祉やら、さまざまな分野に「作用」していったらけっこうワクワクしちゃうかな、と思うのです。

何にしても今の状況はソーシャルネットワークバブルみたい。
かと言ってマサチューセッツ工科大学のシェリー・タークル教授みたいに「SNSが私たちを現実世界から遠ざけ、現代の精神異常を生み出している」とは言わせたくありません。
そのあたりをこれからも模索していきたいと思っています。

映画『ソーシャル・ネットワーク』のラストシーン。
巨万の富を得たザッカーバーグは結局最初のシーンと同じ情感の世界に戻ってきます。
ネットワークを一巡りして、とどのつまりパーソナルな自分に突き当たるという。
そのラストシーンだけで十分見応えのある映画でした。

2011年2月11日レッド石黒

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