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やすのりさんの遺書

夏の風景

広いグランドの土の茶褐色。
眼前まで迫り、遠く連なる雄大な山あいの緑。
どこまでも、そしてどこまでも透き通った空の青。
この3つの色が見事なまでに調和する。
深呼吸したみた。
名古屋の空気とは明らかに違うことが実感できる。

長野にて少年野球チームの合宿。
2泊3日の日程。
その3日間、心の底から野球好きな少年たちが、
朝から晩まで、その大好きな野球を堪能した。

春、桜の咲くころ、事件は起きた。
息子の同学年のチームメートが、いきなり3人もチームを辞める。
続くようにさらにもう1人・・・。
10人いたメンバーが6人になった。
当然ながら試合ができなくなった。
練習に明け暮れる日々が続いた。
試合がしたいという強い気持ちを抑えながら
練習に明け暮れた。

そして迎えた、この合宿での初試合。
長野地元チームとの親善試合。
今までたまったフラストレーションを,すべて吐き出すかのように、
今まで見たこともないような真剣な眼差しで、
今まで見たこともないような動きを見せた。
キャッチーを守る、チームのムードメーカー的存在の子には驚いた。
なぜかその子は、最初からキャッチャー志望であった。
通例ならば、キャッチャーはチームのミットを使用する。
その子は早々と自分のミットを購入した。
しかし意気込みとは裏腹に、練習でピッチャーの投げる球が取れない。
キャッチャーあいつで大丈夫かという不穏な空気が流れる。
その子が、その試合で見事なまでにボールをミットに抑えている。
ピッチャーがそらしたボールさえ、体でとめて抑えている。
いつもは茶らけているそのキャラとはまるで違う、
真剣な、どこまでも真剣な眼差し。
見ていて涙をこらえるのに必死になった。
どこまでも、そしてどこまでも透き通った青い空をみて
涙がこぼれないようにした。

3つの色に調和し、その中で躍動する子供たち。
この夏の風景を一生忘れることはないだろう。
子供たちに心の底から感謝の気持ちを抱きながら。

2012年8月6日やすのり

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