亡くなった著名人
山代巴氏(作家)
2004年11月7日 逝去
山代 巴(やましろ ともえ、1912年〈明治45年〉6月8日 - 2004年〈平成16年〉11月7日)は、日本の作家である。マルクス主義の立場に立つ作家・運動家であり、代表作『荷車の歌』で農村女性を描いて人気を得た。戦後民衆文化史研究の文脈でも注目されている。旧姓は徳毛 巴。広島県芦品郡栗生村(今の府中市 (広島県)/府中市栗柄町)に生まれた。1929年(昭和4年)、東京女子美術専門学校(今の女子美術大学)に入学した。家の没落で学資が途絶えて学校を中退した後、貧民救済事業の先駆者とされる涌井まつとの出会いを機に、労働者解放運動へと身を投じた。1932年(昭和7年)、日本共産党に入党した。その後は女工向けの夜学やサークル活動を行なう一方で、反戦デモや党防衛カンパ闘争などの非合法の活動にも参加した。1937年(昭和12年)に、山代吉宗と結婚した。翌1938年(昭和13年)に神奈川県横浜市のAGC/旭硝子鶴見工場の臨時工となるが、同工場の環境の劣悪さから、環境改善の場作り、憩いのためのイベントの開催などに尽力した。
(ウィキペディアより)
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