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ちづえ14世さんの遺書

初心を思い出す

インターネットで仕事の発注以来があり、
昨日で3度目の打ち合わせがありました。
もちろん営業用にホームページは持っているものの、
こんな事は今だかつて一度もなく、
最初は不安と驚きでいっぱいでした。

大垣にあるウィッグ販売をしている会社です。
商品を何点かのせたリーフレットを作りたいとの事でした。
一度岐阜にあるリーフレット制作会社にお願いしたら、
何のおとさたもなくなって半年がたってしまったそうです。
そこで、他の会社にあたってみようと、
デザイン事務所森の生活がヒットしたというわけなんです。
いかんいかん、デザイン業界みんながみんな
こんな適当に仕事しているなんて思ってもらっては困るわ。
そんなイメージを塗り替えるべく、
慎重に丁寧に連絡をとりあってやってきました。

いい流れでデザイン提出、修正、入稿の準備まできました。
もうひとつの不安だった入金もしていただきました。

ではこれで入稿手続きをとらせていただきますね。
印刷が仕上がるまではまだまだ不安だけど、
何とかここまでこぎつけることができました。

何の繋がりのない初めての人と仕事をするという事で、
打ち合わせは時間のゆるす限りいっぱいしました。
お客さんはどんな人なのか、なるべくいっぱい知りたいし、
仕事を受けるあたしの事もわかってほしいと思ったからです。
そんな中、誕生日の話題がでてきました。
49年2月16日ですと答えるとお客さんはびっくりしてました。
お客さんは49年2月17日だったのです。

いやぁ、あたしもテンション上がりました。
だってそれってすっごい事でしょ。
そりゃー森の生活、ヒットするはずですわ。

森の生活を立ち上げるにあたって少なからず不安もあって、
「起業塾」という県が主催しているものに参加しました。
とりあえず自己紹介で一人一人前に出て、
マイクを持ってしゃべるというのがあったんだけど、
ほとんどの人はしっかり自己紹介できているのにもかかわらず
あたしはというと緊張しすぎて声も手も震えて、
なんとか終わった時には拍手喝采、
まさに一番起業にふさわしくない人物だと思われました。
そんな事はあたしが一番わかっていたんだけど、
勇気を出してみたんですよね、はい。

そんなこんながあって今があります。
もちろん今だって人前で堂々としゃべる事なんてできへんけど、
自分から名刺を差し出して交わっていくのも苦手だけど、
なんとかなんとかやってこれました。

ふと、初心を思い出す出来事でした。

2009年5月19日ちづえ14世

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