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大人の社会

ついこの間スピード違反でつかまった。
るんるんで伊勢神宮に向かう途中、
堤防にスピードメーターが設置されており、
見事18kmオーバーで減点、罰金をくらった。

たまに反対車線の車のパッシング行動で
スピードをやってる事を知ることがある。
そーやってドライバー同士は無言で助け合っていて
何となくみんな（大人）の一員になれた気がしてうれしかった。

堤防はそれができないらしい。
対向車線の車にはまったくわからないのだ。
すかさず警官に下の空き地に誘導されて違反切符をきられた。
すでに3台もの車が止まっていて、
それからもどんどん車が入ってきた。

テンションはガタ落ち、
だけどそれで行かないなんてしゃくにさわるので、
そのまま堤防を走り続けて伊勢神宮へ向かった。

あきらかに制限速度を守って走っている車なんて少ないように思われた。
これはいったいどーゆう事なの？
もしあたしが小さな子供だったらどう説明してくれるんだろう。
まわりをよく見て要領よく生きなさい、
で、つかまったら運が悪かったのねって、
そーやって言える？

道路に書いてある制限速度って何の意味があるんだろう。
それ以来制限速度を気にして走ってはいるものの、
守っている人なんてほんと少ない。
そもそも、150kmや200kmまで出る車ってどうよ。

薬物しかり、制限速度しかり、
大人の社会はたてまえと現実の隔たりが大きすぎて、
それをうまく説明できないことがいっぱいあるような気がします。

2009年9月9日ちづえ14世

※ちづえ14世さんは現在存命中です。ちづえ14世さんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。