やすのりさんの遺書
1番 井端
「まだまだ3回だ。これから、これから」
中日のエース吉見が阪神打線につかまり、
序盤で5対0の劣勢。
今にも泣きそうな息子に声をかける。
2日前、急に思いつき地元中京大中京の試合を見に行った。
その試合も序盤で勝敗が決まってしまった様な
内容としてはつまらない試合。
その再現のような嫌なムード。
「またか・・・・。」
心の中でつぶやく。
しかしその日の中日打線は違っていた。
3回裏に1点を返し、その裏4回の攻撃。
6安打集中で5点を入れ、一挙に逆転。
魂のぬけがらの様だった息子のボルテージも最高潮。
ドームも異常な盛り上がりを見せ、誰もが興奮していた。
その試合、落合監督は打線を入れ換え、
かたくなに6番だった井端を1番においた。
それが功を奏したように思えた。
しかし、
「そう(成功のように)見えるけど、全部和田が死んじゃってる。
誰かを生かせば、誰かがきつい思いをする」
と落合監督の試合後のコメント。
今年も変わらぬ落合監督である。
2010年4月3日やすのり
※やすのりさんは現在存命中です。やすのりさんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。
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