やすのりさんの遺書
2010 巣立ち
気持ちが離れていく恋人が、
自分の元には帰って来ないと知りながら、
どこまでも追いかけるような、そんな儚い気持ちである。
中日のファン感謝デー。
行きも帰りもロッテの応援歌を歌う息子。
分かっていたことではあったが、
そんなことで気持ちが変わるはずがなかった・・・。
「和田とキャッチボールできるなんて羨ましいな」
ファン感謝デーのその企画を、スタンドから眺めながら私がつぶやくと、
「僕は剛とキャッチボールがしたい」と息子。
どこの球団を好きになろうと個人の自由である。
親がそこまで束縛することも、強制する権利もない。
しかしナゴヤドームで声が枯れるほど
中日を応援していた息子の光景が目に焼き付いている。
「北の国から 巣立ち」で流れた浜田省吾の
「4年目の秋」が頭の中でリフレインしていた。
2010年11月30日やすのり
※やすのりさんは現在存命中です。やすのりさんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。
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