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汗のはなし

真夏ともなればだいたいの人が汗をかくから
そこまで気にはならないんだけど、
この梅雨時期にかく汗、なんともならん。
一回冷水をあびてさっぱりさせないと全然汗はひかないし。

今日は午前中に撮影のおともをした。
着いた頃にはすっかり私は汗でびちょびちょで、
おまけにスタジオは節電のためか、いつもそうなのか、やたらと暑かった。
開けっ放しの窓からたまに吹き込む風だけが、唯一の安らぎときた。
カメラマンさんは肩からタオルをかけて、汗をたらしながら格闘していた。
いいな、私も肩からタオルかけたいけど・・・。
ハンカチで何度も脱ぐって全然集中できへん。

そんな中でモデルさんは秋の装いで、涼しげな笑顔を見せている。
モデルさんっていきもんは全く私とは別のいきもののようだ。
容姿はもちろんの事、体質までモデルさんなのだ。

例えば全生命体は環境に応じて変化させて生き残ってきた歴史があるとしたら、地球温暖化の現代、生き残っていくためには、もう体質を変えていくしかないのだ。
そーやってうまく適応させていくしかないのだ。
だけど人間は文明というもので、人間が適応しやすい環境を、ねじまげてでも作ってきた。だからあんまり体質自体は変わっていかなかったんだと思う。
節電が必要とされる今こそ、モデル体質になんとか変化をとげなくては・・・。
って、もうはなしがめちゃくちゃなのもきっと暑さのせいだ。

帰ってきて、すぐに冷たいシャワーでリフレッシュ。
扇風機の強の風をふんだんに浴びて、のほほんとした。
正直文明の力はすばらしい。
なんとか家に帰ればリセットできるのだ。

本撮影は8月の夏まっさかりの時期となりそうです。
あと1ヶ月で体質が変わる気が全然しません。
全くとほほです。

2011年6月22日ちづえ14世

※ちづえ14世さんは現在存命中です。ちづえ14世さんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。