インターネットにお墓を作ろう！ - 人生まとめサイト【bochi】

アナロ熊

今の時代、テレビの強みって何だろう、とたまに考えるのですが、とどのつまりチャンネルが少ないことかなって思います。
チャンネルが少ないから誰かと同じ時間に同じ番組を観ている確率が高い。
ネットの世界ではこうはいきません。
時間の共有性。
違う場所にいてもクラスメイトや会社の同僚と共有できる時間。
次の日学校で昨日のアレ観た？って会話が成り立つという。
そういう意味で、チャンネルはもっと少ないほうがいいんじゃないかと。
NHKと民放2局の3つくらい。
共有できる確率が今以上に高くなります。
おまけにCMの出稿が減った分もカバーできて、低予算でくだらない番組を量産しなくてよくなる。
なんてことを思ったり。

ともあれアナログ放送があと2年で終了します。
公園で全裸になった人の後に颯爽と現れた「地デジカ」は一時すごい人気でした。
しかし今や我らが「アナロ熊」はそれをしのぐ勢いです。
世代的なものか、階級的なものかはわかりませんが、なんだかちょっと嬉しい気分になります。

アナロ熊とともにテレビとお別れした後の未来。
野球やサッカーの中継を観に地デジ対応テレビのあるお宅にお邪魔して、近所のみんなでお菓子でも食べながらわいわい観戦するイメージ。
テレビを中心に時間だけでなく空間までも共有してしまう古き良き時代の復活。
テレビジョン・ルネッサンス。
などとついつい妄想してしまうわけですが、まあそんなわけないか。



“地デジカ” の無断美少女イラストに「断固として許さない」と民放連
http://getnews.jp/archives/11408

2009年6月4日レッド石黒

※レッド石黒さんは現在存命中です。レッド石黒さんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。