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脳死は人の死です。

私は、政治のことなんてまったくわからない人です 
でも、すごく興味深い法案が、昨日衆議院で可決されたようです。

「脳死は人の死か？？？」という臓器移植法案についてです。
とくに、１５歳以下の子供達の臓器移植がどうなるか？ってことらしいのです。

心臓が止まってしまった・・・それは死んでいるということです。
でも、脳が死んでいて、心臓だけが動いている状態は、死んではいないのです。
仮に、人工呼吸器をつけられていても、もしかしたら、目を覚まし、自力で動き出すかもしれないのです・・・。
でも、その可能性は病院の先生たちは、わかるんでしょうか？

子供達が、もし脳死と判断されたら、子供達自身は今後どうしてほしいのでしょうか？
政治家の人たちが決めたことは、結局家族の責任になってくるのです。

どこかのお父さんが、この脳死のことについてインタビューされていました。
「子供に話はしますが、もし本当に脳死と判断されたときは、ごめんな・・・と言って、臓器移植を考えてみようと思います」
この、お父さんの意見・・・私もそのまま、同意見でした 

私は、臓器提供意思表示カードを持っています。
２０００年、結婚して流産してしまった頃だったと思います。
「死」ということに「命」ということに、本気で向き合っていた頃だったので、考えて記入しました。
私は、脳死判定後も心停止後も、記入してあるすべての臓器を提供すると○をつけてあります。
今まで、散々いろいろな人たちのお世話になり、迷惑をかけてきましたし、妻としても母親としても、良い妻・母親ではないですからね・・・。
誰かの役に立って、死ねたら・・・それはよいことかなって・・・・。

さて、本日のこの法案・・・今後どうなるかわかりません。
いろいろ、世間では賛否両論あるようですし 
でも、臓器提供意思表示カードの存在を、いったい何人の人が知っているのか、考える機会になったと思います。

ｂｏｃｈｉのコーナーのひとつに、臓器移植希望か、確認する欄を作っておいてはいかがでしょう？
いざという時に、喪主や墓守が、病院に連絡できるのでは？？？
ｂｏｃｈｉ臓器移植法案・・・可決されませんかね 

2009年6月19日ekko

※ekkoさんは現在存命中です。ekkoさんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。