ekkoさんの遺書
人体の不思議展・・・どう思う???
前回の遺書では、クリスマス の話題をしていたのに、すっかり2009~2010年と、替わってしまいました。
あっ、明けましておめでとうございます 今年も、どうぞよろしくお願いします。
さっそくですが、今年1発目に思っていること・・・[人体の不思議展]というイベントが、現在名古屋で開催されているのを知っていますか???
2009年の11月中旬から、今月の11日まで開催されている、人体解剖標本を一般に公開しているというイベントです。
詳細は、こちらのサイトをご覧ください。
人体の不思議展・公式サイト http://www.jintai.co.jp/index_top.html
さて、何でこのイベントについて、突然・・・・というのも、娘(元旦に6歳になりました)が、最近・・・人間のからだの仕組みについて、いろいろと興味を持っているようなんです
最初は、幼稚園でもらってきた学習絵本みたいなものからスタートして、その後はテレビ で放送された、「神の手を持つ、スーパードクター」みたいな番組・・・そして、これまたテレビ で放送していた、いわゆるダイエット企画・・・ものすっごくおデブな人が、超すごいダイエットに挑む という、見ているだけで大変そうな番組をかぶりつきで、見ているのです。
「お母さん、小腸はすごく長いんだよ。」とか「胃の役割って知ってる?」とか・・・いろいろと質問したり、話てくれたりします。
幼稚園でも、先生が「○○ちゃん、いつも[ほね・骨]という本ばかり読んでますが・・・」と教えてくれました。
(う~ん、こりゃうちの娘・・・将来、医者にでもなるか )なぁ~んて、親バカな期待をしてみたり・・・
長くなりましたが、先日新聞に、[人体の不思議展]の広告が載っていて、娘に聞いたら「行きたい・・・」と言い出したので、ちょっとネット で調べてみたんです。
すると・・・まぁ、いろいろと良いこと・悪いこと・・・正直、複雑になりました。
そこに、展示されている標本は、人間の本物の人体標本なわけです。
もちろん、本当に生きていた人のものが、さまざまな状態で展示してあるようなのですが・・・それを私たちが、簡単に見ることができて、大丈夫なのだろうか???という疑問。
たしかに、(見てみたい)という好奇心もありますが、お母さんのお腹にいた赤ちゃんの標本や、妊婦さんの標本まであるらしくて・・・ 医療関係を志す方たちだけで、良いのでは???という思いから、娘にも「行くのをやめよう」と言いました。
もちろん、娘はそんなに重大には考えていないし、行かなかったら行かないで、大丈夫な感じでしたが・・・私は、すごく複雑な心境になりました
いろいろな方の死んでしまったあとの、肉体を・・・入場料を払って・・・いったい、どんな気持ちで見たらよいのでしょうね
勉強になるのも、よくわかるんですよ・・・でも・・・
これこそ、賛否両論・・・新年早々、複雑な心境でございます
2010年1月7日ekko
※ekkoさんは現在存命中です。ekkoさんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。
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