ekkoさんの遺書
拝啓、天国の高橋良明様。
最近、立て続けに有名な方が亡くなっている気がします・・・。
しかも、突然に・・・心の準備は、どうすればよいのでしょうか?
もう、何年前になるのでしょうか?
私も、大好きだった有名人が突然亡くなって・・・かなりショックを受けた時がありました。
彼は、その当時・・・若手俳優(子役?)の中では、ずば抜けて存在感がありました。
高橋良明くん・・・1972年生まれで、私とだいたい同世代。
そんな人気絶頂だった彼が、バイクの事故でこの世を去ったのは、1989年1月23日。
わずか、16歳という若さでした。
ファンだった友達はみんな、高校受験シーズン真っ只中の時だったので、「入試なんてやってられない」と言っている子も多かったのを覚えています。
私も、この訃報を聞いたのは・・・私立の推薦入試を終えてすぐぐらい・・・、勉強も運動も大嫌いだったし、演劇部に入っていたから、頭の中は芸能人のことばっかりで・・・高校なんて行くつもりも、まったくありませんでした。
中学校も、楽しく装っているだけで・・・男子の視線とか、女子の愚痴とか、とにかく何もかもイヤだった時期でした。
でも、良明くんの出演していたドラマを見て(絶対、こんな笑顔の絶えないステキな、そして明るくて優しい子がいるはず)って思っていましたから・・・。
最近、良明くんの命日が近づいていることを知り・・・ネットでいろいろと調べていたのです。
良明くんは、今でもファンの方々から愛されて、忘れられていなかったのが、とても救いになりました。
YouTube様(ものすっごくお世話になってます!)で、[うちの子にかぎって2]のスペシャルを見ました。
あの、諏訪いづみ役(西尾まりさん)とのキスシーンがあったドラマです。
ドラマの良明くんのセリフ、ひと言ひと言に、いつもドキドキしていた自分が、とても懐かしくて・・・泣けてきました。
そして、改めて・・・インターネットのすごさと素晴らしさを知ったのです。
良明くんが、生きているのです・・・あの当時のままの姿で、あの声もあの笑顔も、全部そのままで。
パソコンのモニターに反射して写る、36歳になってしまった私は・・・あの頃の自分ではないのに、パソコンの中の彼は・・・元気なのです。
涙が、止まらなくなりました。
今がどういう人生で、どんな状況かって・・・人それぞれです。
あなたのファンの人の思うこと、生きていたあなたを知っている人たちの思うこと・・・天国から、見えますか?
あなたはいろいろな形で、あなたをもう1度見たい人たちに見られていますよ・・・。
そして、私もあなたの命日が近くなり・・・自分の息子が、あなたのような少年に成長してくれたらって思うんです。
拝啓、天国の高橋良明様。
お墓へ、お参りに行ったりするのは、無理かもしれませんが・・・私が生きている限り・・・命日の時だけでも、こうやってあなたを思い出してみようと
決めました。
あなたの笑顔は、永遠に遺していきたいですから・・・。
2010年1月20日ekko
※ekkoさんは現在存命中です。ekkoさんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。
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