インターネットにお墓を作ろう！ - 人生まとめサイト【bochi】

改めて・・・天国のマイケル・ジャクソン様

６月５日から今日まで、名古屋三越にて「MJ46 JAPANTOUR 2010」というマイケル・ジャクソンの遺品などを公開するイベントが行われていました。
前売チケットが1000円、当日チケットが1500円。
めちゃくちゃ高い金額ではありませんが、正直驚きました。
OPENから、30分ぐらいで会場に着いたのですが・・・入場するまでに、すでに長蛇の列だったのです。

今日は、午後から息子と娘の担任の先生が、家庭訪問で家にやってくる日でした。
玄関の掃除とか、何もかもをお義母さんにお願いして、このイベントに行ってきました。
最終日の今日のチケットを購入していたので、意地でも見に行ってやろうと思っていました。
だって・・・今度はいつ、遺品が見れるかわからないからです。
マイケルの遺品たちは、すべてではないようですが・・・オークションにかけられるようなのです。
話が、前後してしまいますが・・・会場の出口のところに、オークションのカタログが１冊10000円、５冊セットで100000円という高額な金額で販売されていました。
別に・・・オークションがダメだと言っている訳ではありません。
だけど・・・展示されているマイケルの衣装や、直筆のメッセージなどを見て、できれば・・・マイケルが大切な人のもとに遺品として、置いてあげてほしいと思ってしまいました。
マイケルは、ファンの人たちのこともとても大切に思っていたはずですが、家族である、兄弟や子供たちに遺してほしいと思っていないのかな～なんて・・・。
今回のイベントでも、たくさんのお金が動いている気がしてしまって・・・これは、私の意見ですが・・・１ファンとして・・・心が苦しくなりました。

さて、結局45分ほどかけて、入場できたこのイベント。
中に入ってすぐに、このイベントをプロデュースしているプリンセス・テンコーによるマイケルの肖像画がありました。
マイケルの急逝を知って描きあげたという作品は、マイケルが大きく両手を広げて天を仰いでいるようでした。
他の何作品も、マイケルの表情がイキイキとしていて、(すごい才能だな～)と感心しました。
その後は、みんな会場内の展示品をじっくり見ようと・・・並んで見ていましたが、私は比較的に空いている展示の衣装を何度も何度も見ることにしました。
ジャクソン5の時の衣装から、ライブの時の衣装、プライベートの衣装、じっくりじっくり見入っていました。
１度も会ったことのないマイケル・ジャクソンという人の、身長・体格・腕の長さなど・・・すごく身近に感じることができました。
ライブの衣装では、ダンスを激しく踊った時のものなのでしょう・・・スパンコールがところどろこ、飛んでしまっているのです。
糸がリアルな状態で、飛び出ていたり・・・ダンスを踊る時に邪魔にならないように工夫されたデザインの服たちには、感動させられました。
(DVDの中で、激しく踊っていた衣装は・・・こんな風だったのか)と・・・胸が熱くなりました。
ケースの中に展示してあるものたちは、すごい人だったのでなかなかじっくり見ることができなかったのですが・・・私の目に止まったのは、ブリティッシュエアウェイズのコンコルドで用意された便箋に、ササッと書かれている直筆の歌詞。
仮題名は「Palestina Don't Cry」
パレスチナよ、泣かないで・・・と言ったところなんでしょうか。
英語がまったくわからないので、なんとも言えませんが・・・きっと平和な世界を願っているマイケルが、飛行機に乗っている時に紛争の続いているパレスチナのことを思って書いた歌詞なんだろうな・・・と。
まさに、Heal The Worldだなぁ～と思い、こうしてパソコンに向かいながら、何度も何度も聴いています。

拝啓　天国のマイケル・ジャクソン様
あなたの遺品を見るために、ものすごくたくさんの人が、来ていました。
まさに老若男女・・・それぞれ、あなたの遺品を見て何を思っていたのかはわかりません。
だけど、あなたが亡くなってもうすぐ１年になりますが、たくさんの人たちがあなたのことを忘れないでいるのは、たしかです。
ただ・・・私は、遺品がオークションにかけられるのは・・・少し複雑な気持ちですが・・・どうでしょう？？？
あっ、テレビで見ましたが・・・あなたの子供さんたちも、元気なようですよ、安心してください。
気がついたら・・・私もたくさんあなたのグッズに囲まれて、生活していました。
これからも、あなたのことを忘れずにいますので・・・。

2010年6月8日ekko

※ekkoさんは現在存命中です。ekkoさんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。