悪狗陀 狸人さんの遺書
ナイジェリア・バリ・江戸
往診に行ったお家で「金スマ」が映っていて
ボビーオロゴンがおもしろい話をしていたので、
つい耳がそっちへ動いてしまった。
いかんいかん。
ナイジェリアでは、
雷を呼ぶことができる人が何人もいて
雨を降らせるそうで。
あと、強盗犯人がヤギに変身したので自警団がヤギを逮捕!
ボビーは「ナイジェリアの常識は日本の常識と違う」
と言いつつボビー自身も、
ゴリラやアフリカ象と会話していた。
(意思の疎通、互いに確かにあり!)
10数年前に悪友10数名でバリ島に行った時にも、
現地のガイドがウブドゥでこんなことを言っていた。
「猫や車に化けて悪戯をする奴もいたよぉ」
「車はないでしょ?」と僕らが言うと、
黒とオレンジのジャイアンツ帽をかぶったボビー似のその男は、
「ホントだよぉ」と真面目な顔で言った。
さすが手品茸の島。
我が日の本の国も、
江戸時代頃はそんなだったのかもしれない。
かの八幡書店から出ている
平田篤胤著『仙境異聞』には、
文政年間の江戸をにぎわした「天狗小僧寅吉」の事件が
書かれていて興味を引く。
超能力少年・寅吉と異界のコンタクトを
平田氏が口述した書。
芥川龍之介の短編『仙人』もそういった面白話。
これは痛快です。
アメリカンネイティブのメディスンマンの本、
『ローリング・サンダー』にも
カメムシを棒で突ついて雨を降らせる話が出てくる。
自分の見ている世界がすべてだとは思ってはいないけど、
まったくいろんな世界が在るものだと思う。
ナイジャリアでは黒魔術がまだ在るというし、
バリ島はヒンズー教が多数をしめる
世界でも少ない島。
江戸時代の日本人の脳の中も、おそらく
現代とは違うソフトがインストールされていたに違いない。
かくいう東洋医学も西洋文明とはOSが違う。
ここが面倒でもあり、興味の尽きないところかもしれない。
2009年6月13日悪狗陀 狸人
※悪狗陀 狸人さんは現在存命中です。悪狗陀 狸人さんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。
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