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悪狗陀 狸人さんの遺書

Born Under A Bad Sign

のりピーのことを考えていた。
マスコミは興味本位の報道ばかり。まったく嫌んなちゃう。
シャブのことは、この国の歴史もふまえて考えた方がいい。
なんたって、「赤玉」(シャブのこと)を
特攻隊に飲ませていた国だし。
ヒロポン(シャブのこと)は軍・民で使用されていた
クスリだったし。
国家によってクスリは統制されているのだ、いつの時代でも。

のりピーのことにもどるね。
これについては、
千葉マリアさんのコメントがいちばんひびいた。
http://www.chibamaria.com/
彼女は、
「自己愛が足りないために、人生狂ってしまったのだ」
と語っていた。
ここでいう「自己愛」は広義のもので、
ただの自己チューわがまま人間のことではない。
自分を大事にするってこと。

生まれのことも育ちのこともある。
のりピーは自分を大事にしていなかったのだ。
自分を大事にできない人は、人を大事にできない
きちんと自分を大事にできる人は、人も大事にできる。

人の為ってのは、まったくもって大嘘で。
人の為と書いて「人為=偽り」だからね。(笑うとこね)
自分のためができて、はじめて人のためだから。

愛がなくて、大事にされなくって、
周りの人に合わせて生きてきたら自分が失くなった。
でもそれが彼女にとって、きっと生きる知恵だったんだけど。

覚醒剤も、ゲームを一日中する人も、引きこもりの人も、
今がよければいいという人は、
結局自分を大事にしてないつうこと。

カラダを鍛えたり、本を読んだり、
そういうことが大事だって気がついたほうがいいと思う。
ゲームはシャブと一緒だと思う。

悪い星の下に生まれきたのだ、と嘆くだけじゃなくって
自分のやることは星の数ほどある。

2009年9月6日悪狗陀 狸人

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