悪狗陀 狸人さんの遺書
品格ってなんだ?わかる??
朝青龍事件のことを書きます。
一度もお金を払って大相撲を観たことのない
一視聴者の意見です。
土曜22時からのNHKの朝青龍引退番組で、
横綱の「品格」について語られていた。
元横綱、北の富士親方が云う。
「…わからないですよね、品格って」
漫画家のやくみつる氏も
「品格って自分が云えた義理じゃないんで」
と、「品格」の定義に対する名言を避けた。
おまけに、中日新聞土曜朝刊の社説も
「品格」について具体的に言及していない。
「品格」に劣る、というのが引退勧告の
理由だとするなら、
「品格」とは何か?について答えるのも
横審や協会のすべきことだと思う。
なぜなら、この僕も「品格」について
わかっていないからだ。
朝青龍関は相撲をスポーツだと思っていたのだろう。
プロスポーツは勝つことを至上の命題とする。
いな、相撲は興行だと僕は思う。
だから、プロレスのヒールが悪態をつけばつくほど
観客は盛り上がるのと同じように、
関取が礼儀正しければ正しいほど盛り上がる。
そういう興行的な意味合いの強いスポーツだと思う。
だから勝ち負けとは別のポイントが加算されるのだ。
それで思い出した昔の漫画。
『タイガーマスク』の終わりの歌(みなし児のバラード)は、
「…強ければ それでいいんだ
力さえ有れば いいんだ
ひねくれて 星をにらんだ僕なのさ…」
と、こう唄っている。
『あしたのジョー』も「品格」のなかった主人公・矢吹丈が
拳闘を通じて成長していく物語である。
タイガーマスクには、ちびっこハウスのみんなが、
あしたのジョーには、丹下段平や白木葉子(この女性に関しては
違う論点もありますが)がいた。
NHKの番組で記者が言っていた。
朝青龍はモンゴルサッカー事件の後、床山さんに
「品格」ってなんだろうね?と問い掛けたが、
床山さんは「…」と何も答えられなかったそうだ。
朝青龍の物語は終わったけど、
彼の人生は続くのだ。明日はどっちだ。あ、大統領か!(爆)
2010年2月7日悪狗陀 狸人
※悪狗陀 狸人さんは現在存命中です。悪狗陀 狸人さんの一般公開遺書アーカイブはこちらです。
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